東京都 ゼファー750 エンジンオーバーホール

本日はゼファー750のエンジンオーバーホールの紹介です

実は先月神奈川県のお客様のオーダーされたOHエンジンですが制作中に900エンジンに変更となり途中まで組んでいたエンジンを組み上げそのエンジンを東京都のお客様が購入する事になりました

制作工程を撮影していたので紹介します!

このエンジンがベースエンジンです

シリンダーヘッドを外します

ピストンの状態は良好です

腰下を分解するとGPエンジンのアッパーメタルが全箇所に組んでありました

恐らく川重で大量に在庫があまりゼファーに組まれたと思われます!

この仕様はたまにあります!

初めて見た時は驚きましたが今では見慣れた光景

ゼファーでは時々あります

オイル管理がとても良くメタルは全箇所良好です

エンジンをサンドブラスト加工し下地を出しました

そして半艶の黒にペイントします

ペイント完了です

しっかりブラスト処理すると逆に次なかなか剥がれません

純正塗装は剥がれやすいのでブラスト処理がとても早く終わります

クランクメタルとコンロッドメタルを交換しクリアランス測定しました

ミッションも洗浄・点検して組み込みます

消耗品のチェーン、オイルシール類も全交換しロアケースを組みます

そしてZR7のワンウェイクラッチに交換します

ここはノーマルエンジンでも摩耗しトラブルがあるのでエンジン分解時に交換をお勧めします

ワンウェイクラッチとオイルポンプを組みます

オイルパンを組んでエンジンをひっくり返します

クラッチもゼファー750の純正を組むと滑りやすいのでターボのクラッチを移植します

クラッチカバーを組んで腰下完成です

シリンダーヘッドの修正に取り掛かります

このシリンダーヘッドは極上です

45度面の狂いのない珍しいヘッドです

吸気は45度面の設置面積が広い為60度で整えましたが

排気側は45度面の1面加工で十分でした

バルブのカーボンを落とします!

元々のシートリングの精度が良かったのでバルブの45度面のダメージが殆どありません!

このまま組んでも大丈夫なバルブでしたが最小で45度面を研磨しました

バルブを擦り合わせし圧力検査をしてシリンダーヘッドを組みます

フィンの側面は研磨仕様です