アメリカのボンネビルへ偵察へ行きました。
伊丹空港→成田空港→シカゴ空港→ソルトレイク空港→レンタカー
飛行機の待ち時間も入れると20時間以上の長旅です。
来年参戦するので少ない時間の合い間を裂き偵察にいきました。
ボンネビルでは予想以上の奇跡的な出来事が起きました!
ソルトレイクの空港からレンタカーを借り走ること1時間30分!!
ついにソルトフラッツに到着しました!かなりの長旅でした!
到着したのはレース2日前!車やオートバイの車検が始まっていました!
その時に撮影した写真を紹介します。
このタクシーはオーストラリアから参戦です!
何百台と車とオートバイが参戦します!
白い服にオレンジ色の帽子の人はS.C.T.Aの検査官です!
S.C.T.Aとはボンネビル・エルミラージュを管理する団体です。
ボンネビルは年に二回レースがあります。
SPEED WEEK と WORLD FINALS です!
映画の「世界最速のインディアン」はSPEED WEEKでしたね
DR須田さんはWORLD FINALSに参戦されました!
S.C.T.Aとは関係ないバブというレースもありますが、なぜS.C.T.Aの傘下のレース
にこだわるのか!それは世界記録を更新するとレギュレーションブックに載るから
です!賞金などはありません!自分が世界最速であることをレギュレーション
ブックに載せる為に命がけで走るのです!
ボンネビルは歴史が古く公式な記録・名前はありませんが100年以上前からある
レースです。その中でもSPEED WEEKは歴史があります。
その場所に到着したとき、地平線まで広がる塩を見た瞬間は行かないと分からない
と思います。写真をいくら撮っても言葉で説明しても想像できないような場所です。
写真では伝わらないかもしれないのですが日本では考えられない場所です。
今年の仕事は参戦する為の情報と車両の情報を掴むこと!
上の写真の青いバッチを購入しソルトフラッツに入場出来ます!
余談ですがアメリカのテレビ局から取材を受けました!
作業服の胸の「姫路」の刺繍を指差し「ふろむ じゃぱん」・・・・・
と言いました!伝わったのかな?・・・・
レース開催の2日前と前日は車検場でひたすらオートバイの改造、レギュレーション
の確認をしていました!ガンガンに照りつける太陽、真っ白な塩からの照り返し
!みんな白い服で日陰をつくっている!そんな中真っ黒な日本の工場の作業服
で喰らいつくようにオートバイの車検場に立っていました!
するとS.C.T.Aの団体のMICKEY(ミッキー)さんが話しかけてくれました!
「昼に一緒に食事しよう」
MICKEY(ミッキー)と奥さんのTERRY(テリー)と通訳で日本から同行してくれた
純也(JYUNYA)と私(TAKAHIKO)の4人でハンバーガーを食べました!
食事中話しをしていると、なんと私たちの宿泊しているモーテルと偶然一緒!
しかもMICKEYはS.C.T.Aでありオートバイーのライダー!
レコード記録にも記録されている人です!
日本から来た何も分からない私たちにとても親切にしてくれました!
ここはMICKEYのピッドです!後ろのトラックはピックアップカー!
なんと来年ピッドを貸してくれるとのことです!本当にありがとう!
中の写真です!
ピックアップカーの中にはYANKEE ENGINEUITY EXPRESSのDANCAN(ダンカン)
とDANIEL(ダニエル)がいました!
この二人はMICKEYのオートバイのメカニックです!
ボンネビルではオートバイ・車が走るとその後ろから仲間の車が急いで後ろから
引き上げに行かないといけません!
その車に乗せてくれるとのことです!
私たちは開会式のあとルーキーズミーティングを受けに行きました!
コースではレースが始まっています!
来年の段取りを考えながら動きまわりました!
緊張高まるスタート地点!私たちはピックアップカーの助手席に乗りました!
スタートのGO!サイン!MICKEYはいっきに塩の地平線に行き見えなくなり
ました!
ピックアップポイントで記念撮影!左がDUNCANで右がDANIEL!
私たちも撮影してくれました!
その後も車検場に次々とオートバイが車検を受けに来ます!
そんななかロサンゼルスに住む日本人KOSAKAさんと出会いました!
ロスでGARAGE COMPANYというオートバイショップを経営されているようです!
オールド車を専門でされています!
私と同じく来年参戦すべく今年偵察に来たとのことです!
ロサンゼルスに住む日本人で応援に来ていた人たちもいました!
この写真のSAKATAさんからうれしいメールをいただきました!
また来年ボンネビルでお会いしましょう!
ボンネビルから近くのウインドーバーという町に私たちの宿泊しているモーテル
があります!
ユタ州とネバダ州の境目です!
この時期はアメリカ中、世界中からレース目的で人が集まります!
日本人はとても珍しいみたいで町で食事をしているとよく話しかけられました!
長袖の黒い作業服はまた珍しいみたいです
DR須田さんが言っていた、暑さの問題、私は大丈夫そうです!
当店の工場はお金がないのでクーラーありません!夏でもシリンダーやヘッドを
ストーブでガンガン加熱するのでボンネビルより暑いです!
ボンネビルの暑さは私にとってここち良い暖かさで日向でも一日中歩き回って
ました!
動向していた純也は車でばてていました
レースの偵察中アメリカ在住の日本人のライダーとも会いました!
木村さんです!彼はボンネビル・エルミラージュに毎年参戦しているライダー
でとても有名な人です!わからないことを日本語で細かく教えていただき助かり
ました!ありがとうございます!
スタート地点ではオートバイ・車の発進する風景をすぐ横で見ることができます!
スタート地点でならぶ車列!
この黄色いのはストリームライナー!
彼はニュージーランドから参戦です!
車検場で話しました!
「僕たちが今年レコード記録を作るから来年その記録を破ってね」
といって言っていたみたいです!
ワイセコのビッグブロックのGSXも参戦していました!
これは隼です
僕のZ400FX改900とどっちが早いかな来年が楽しみです!
これも隼!日本のオートバイは隼が多いです!
女性ライダーもBMWで参戦!
このCBRも女性ライダー!
このCBRはレコード記録に入っていました!
ボンネビルは日本のレースとは違い国籍を問わず皆仲良しです!
日本でもおなじみモンスターエナジー!
ボンネビルのレースのスポンサーでブースを出し無料でエナジードリンクを配って
いました!モンスターエナジー飲み放題でした!
ボンネビルのコースの移動は大変!ピッドからコースに移動するにもオートバイ・
車がいるのです!古いホンダもアメリカでは多く走っています!
大昔のオートバイや車がアメリカでは走っています!
日本の多くの人は壊れたり過走行になると乗り換えますがアメリカでは直す文
化があるのですね!
これはインディアン!MICKEYの友達のオートバイです!
インディアンもレースで多く走っていました!
ボンネビルは広大です!何キロも先で雨が降っているのがわかります!
コースの横に飛行機が着陸しました!
ピッドを遠くから撮影しました!
様々な国の国旗か掲げられています!
アメリカはもちろんカナダ・イタリア・ドイツ・オーストラリア・ニュージーランド・フランス
東洋の国旗はありませんでした!
来年のスピードウイークはここに日本の国旗を掲げることを胸に秘めました!
MICKEY・TERRY・DUNCAN・DANIEL
Thank you!
We are friends!
See you Next year!!
レース終了二日前お世話になった、ミッキー、テリー、ダンカン、ダニエルのピッド
の片付けを手伝い食事をいっしょにしてお別れしました!
来年会うのが楽しみです!
ボンネビルのコースの左側には山脈があります!
そこは4000年前海だったらしいです!
その大きな山脈の中腹には真っ直ぐの線があります!
そこが水面だった見たいです!
スタート地点から10マイル(16キロ)ぐらいレンタカーで走ったでしょうか!
デコボコの道になってきました!
ミッキー、テリー、ダンカン、ダニエルとお別れしたその日の夕方、通訳の純也と
私でその山に登りステーキをお腹いっぱい食べました!
広大な山脈の中腹です!
大きな肉をスーパーで買い9ドルぐらいだったかな?安い!
ライターのオイルを牧にかけ点火!!!
危うく自分もバーベキューになるとこでした
ガーリックソルトとライムで味付け!ナイフで切り食べました!
これが美味い!!!今まで食べたステーキで一番美味かった!!
ボンネビルの絶景!これも写真には収まらない景色です
ボンネビルのメカニックは皆親切!国境を越え技術の交換をすることができます。
エンジンの特性やコンプレッションなども気軽に皆教えてくれました!
ボンネビルのオートバイの改造のしかた、エンジンの特性、プラグの焼け方!
日本では売ってない工具!世界中の凄腕のメカニック・ライダーが腕を競い世界
最速の頂点を決める凄い場所です!
ウィンドーバーのサンドイッチを食べていたときに一人のアメリカ人の人が気さくに
話しかけてきました!「ボンネビルに集まる人間は皆クレイジーだぜ!」
頭のいかれ具合の勝負!!来年が楽しみです
MICKEY&TERRY!アメリカからメールをくれて有り難う!
時間はかかるけど変事しますね!