広島県 〇〇様 GPZ400F 710ccボアアップ

大変長らくお待たせしました

本日は久しぶりに広島県よりボアアップで入庫です

入庫したのがこの車両です

このGPZは以前Z710FXにボアアップしたお客様の息子様

親子でカワサキってのがまた羨ましいです

着工する前に!

FXのお父様より差し入れを頂きました

ラーメンとお菓子の差し入れです

有難う御座います

実は先月は大型連休だったので全国からお客様がご来店下さいました

余りに多忙で載せれなかったのですが!

 

余りにも大勢ご来店下さったので誰と何を話したのかも覚えていません

そして相変わらず激務です

有難う御座います

今回のGPZはフレームの塗装からです!

なので車体を全分解します

ステムベアリングも新品に交換してありました

GPZのカウル付きはゼファーやFXに比べ少々手間がかかるのですがメンテは丁寧にされています

フレームに曲がりもなくコンディションは良好です

サンドブラストをして!

ツヤありの黒にリペイントしました

ピカピカです

次はエンジンを分解します!!

ヘッドカバーを外します

ボルトがクルクル空転し緩みません

ヘッドカバーを開けるとカムホルダーが浮いています

一度自分で全分解し組まれたらしいのですが締め付けトルクが高いかったのかトルクレンチが壊れているのか全部のカムホルダーのメネジがスコスコでした

入庫時に持ち込んで下さった部品取りエンジン!!

こいつをベースに組みます

シリンダーヘッドは当店の在庫を組みます

エンジンのサンドズラスト完了です

クランクケースのボーリングをしてリペイント完了です

息子様は半艶の黒のオーダーです

クランクメタルとコンロッドメタルを交換しクリアランス測定しました

ここのクリアランスは広すぎても狭すぎても焼ける可能性があるのでとても重要です

ミッションを分解洗浄し組み込みます

消耗品のチェーン・オイルシール類を全交換しロアケースを組みます

ネジもステンに変更です

オイルポンプとワンウェイクラッチを組み込みました

オイルパンを組んでエンジンをひっくり返します

強化クラッチを組みクラッチカバーを組みます

クラッチカバーはツヤありの黒のオーダーです

腰下の完成です

次はシリンダーヘッドに取り掛かります

ポートと燃焼室を掃除します

このシリンダーヘッドは過去にシートカット歴があります!!

この加工は内燃機屋の仕事です!

確かに45度と30度と60度の三面加工されていますが・・・・

かなり深い・・・・・

45度面は綺麗ですがこれ以上深く加工したくないので純正のシートカッターで軽く研磨します!!

通常この様な加工は論外なのですが今回は45度面がバルブガイドに対し垂直に加工され精度が出ていたのが幸いです

45度面をサッと研磨しました

元々入っていたシムを点検すると・・・・

2.00以下の激薄のシムが入っていました

こんなシム販売されていません!

前にOHしたボケがシムを薄く削って入れたみたいです

1.87のシムでした

確かに内燃機屋はシートカットをしていますがバルブの突き出し量までは考えてなかったみたいです

バルブのカーボンを落とします!

そして45度面を研磨しました

この時点で今以上に薄いシムが入る事になるのですがこのヘッドはバルブのステムヘッドの研磨と焼き入れをします

カムシャフトを仮組しタペット調整します

EX側もステム長の調整をします!

このヘッドの場合シムを加工されて激薄のシムが入っていましたが純正の2.00のシムでも使わない様にしています!

次にシートカットが出来ないので何十年後がにもう一度OHしたいと思っても出来ないのとシムが薄くて割れてしまう場合があるからです

このヘッドに装着したシムで一番薄いのが2.50なので0.5ミリの余裕を確保しました!

吸気ポートを拡張し!

廃棄ポートも拡張しました

シリンダーヘッド完成です