本日は地元姫路市よりZ400FXのボアアップです!!![]()

今回は車両の前にエンジンを先に制作しベースエンジンは置いておくとの事でFXのクランクケースをベースに別にエンジンを制作します!!
クランクケースはE1かな?![]()
E4のエンジンはノンレストアとの事なのでこのクランクケースで作るのですが昔はE4にはE4のクランクケースでとか合わせていた時代が懐かしい・・・![]()
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今となってはFXのクランクケースどころか400EEのクランクケースなだけで貴重・・・・
GPのクランクケースもFXユーザーは喉から手が出る程欲しい部品ですね!![]()

ベースはFXですが内部はGPZ400Fのエンジンで制作します!

結構部品取りしているので無い部品はかき集めるか・・・!!
ミッションもGPZなのでプッシュロッド式に出来る様に改良します!
今回は地元の姫路のお客様と言う事もあり試作で何機か制作した新型パーツを入れます!!![]()
ヘッドも無いのでFXヘッドを引っ張り出したのですが最近はFXヘッドも補修ベースしかなく綺麗なシリンダーヘッドがありません!![]()

OH歴が無いヘッドなだけでもありがたやありがたやと思える時代なのでフィンの割れぐらいなら修理しよう!
と思います![]()
15年前なら修理などせず交換してました![]()
FXヘッドは掃いて捨てる程あったのですが今は流石に良品は少ないです![]()
古いアルミの断面を削ります!

溶接肉盛りします!!

形状を整え修理完了です!!![]()

サンドブラスト加工をして古い塗装と錆を完全に撤去しました!!![]()
このFXエンジンのオーナー様は昔からバイク乗りと言う事で大型Zやハーレーと乗り継ぎ最後に選んだのがZ400FX!!
平成の時代に私を育ててくれたのは紛れもなく兵庫県内のお客様で特に姫路・神戸のお客様はよく来て下さったのですが時代は雑誌で全国では「ワイセコで615で凄い!」と言われていた時代。
もっと昔はヨシムラ478ccが支流でした!![]()
650が姫路市では支流で大型Zに混ざりミドルクラスに強力なエンジンで武装し走るヘビーユーザーが圧倒的に多い土地柄!
間違いなく特殊な土地柄だったのですが平成初期はタカトリと東京のDR須田と光輪モータースが630ccキットをリリースしていましたが平成4年頃にタカトリが650ccをリリースしたので姫路市は大型Zと共にFX・ゼファーエンジンが熱くなります![]()
ただ問題が650ccキットは誰にでも組める代物ではなく組付けに失敗するお店が多発しピストンに酷評が付く・・・
確かにピストンKITにも問題がありましたが組手の知識と技術で対策はできましたが販売したのは失敗かな・・・
680ccを2機制作しツキギレーシングにエンジン提供しもう一機も耐久試験をし650にボアダウンしてリリースしたのですが組む整備士次第でエンジンのコンデションは良かったり悪かったり・・・
キャブと点火装置の相性もあったので取り扱いはかなり難しかったのもある・・・・
650ccが支流の姫路市では「桑田君もっとパワーを上げれないか?」との相談を何度もされ650cc以上にパワーを上げる方法を模索しだしたのが平成21年か22年頃。
私が整備士になったのはこの650ccが成熟した時代なのでトライ&エラーを繰り返した土俵の上に修行の身として入ります。
私の頭の中では720ccが可能だったので680ccが私のスタンダードでビッグブロックシリンダーを求めメイドインUSAのビッグブロックシリンダーを調達しボーリングし720ccを姫路のお客様に制作したのですがリリース用として710ccにボアダウンします!![]()
ちなみに720ccエンジンのお客様は工場を出て3分でスリップして事故ったのでそこから乗りやすさを模索します!
馬力と乗りやすさはトレードです!
当時姫路のお客様にしごかれたのはここ!!
馬力追及をしていたのですが「確かにシャーシダイナモの上ではパワーがある」「数字は文句ない」ただ
「乗りやすさは無くなった」
この一言で私のエンジニアの人生のターニングポイントが来ます![]()
20代前半でゴリゴリのヘビーユーザーばかり相手していましたが「馬力が下がっても乗りやすく扱いやすいエンジンがお客様に好まれる」
姫路のお客様の意見を聞きながら私なりに出して行きついた答えがここでした![]()
大排気量・ハイリフトのカム・極限まで拡大したポートでピストンはハイコンプ化!!
エンジンに湯水のごとくお金を注ぐお客様に20代の私は血が猛烈にたぎった感覚が昨日の事の様に思います![]()