安倍前首相にご冥福をお祈りいたします

本日7月8日安倍前総理大臣が凶弾によりお亡くなりになられました。

私が日本から渡米した頃はアメリカ人の誰もが日本の首相?誰?

と言われる程短期政権の国でした。

「何故日本は国のトップがコロコロ変わるのか?」

これはかなり聞かれた質問で正直日本人として恥ずかしかった20代前半の記憶があります。

ボンネビルに行く頃は第二次安倍政権発足した頃で財政出動により不景気しか知らない1987年産まれの私にとって初めて何となく景気良くなり始めたのかな?と思えた初めての政権でした。

総理経験者が銃撃され暗殺されたのは旧日本軍の反乱による二二六事件の高橋是清以来86年以来の出来事です。

今回の国政選挙ですがシルバー民主主義が加速し少子高齢化が劇的に加速する日本に失望し選挙制度に欠点を感じ選挙に行かなくても良いかな・・・

と思っていたのですが流石にていたらくした私も民主主義の冒涜(ぼうとく)でしかない本日の事件には危機感を感じます。

今の日本の平均年齢が50歳となり50歳以下の人は若者と定義される異常な国となっている現在。

年金受給者は4000万人なので3人に一人が年金受給者です。

そんな中2021年の出生率81万と過去最低となります。

毎年50万人人口が減っていますがこれは第二次大戦中空襲でお亡くなりになられた人口以上が毎年減っている規模です。

6歳の私の娘が高齢者になる頃は6000万人を割る人口動態となります。

将来の予測は株価も含め非常に読みにくいのですが人口動態だけは正確な数値で表されます。

海外の要人のイーロンマスク氏さえも「このままでは日本は消滅する」と発言するほど危険な状態ですがシルバー民主主義は拡大します。

姫路市は政令指定都市程の人口の街なのですがオートバイ開業者で私が35歳最年少です。

流石にヤバいと感じた高齢化ですが建築業界だともっと深刻な問題の様です。

40代後半の就職氷河期世代でも若手とされる業界となりつつある今。

今回の暗殺事件を糧に暴力でなく民主主義で国が変わって欲しい強く感じました。

安倍全首相にご冥福をお祈りします。