帝国内燃機 群馬県 GPZ750F シリンダーボーリング加工

本日は群馬県よりGPZ750Fのシリンダーのボーリング加工をします!!

まずはセンター出しをしてボーリングヘッドを進めていきます!!

当店は汎用フライスに心出し器(ダイヤルゲージ)でセンター出しをして加工するのですが一番早い方法はボーリングマシンで加工する事です!

シリンダーをボーリングする為だけの専用の機械でセンター出しも簡単なのですが当店は使いません

実はボーリングマシンもあるのですが・・・

国産の50年程昔の機械・・・・

昔の内燃機屋はこれでグリグリしていたのですがこいつが超役立たず

まず精度が悪い・・・・

センター出しがアバウトでパワーが無いので当店の場合1cm以上のボーリングなんか当たり前なので超絶時間がかかる

ボーリングする上で必要最小限の精度は出ますが高度なチューニングエンジンとなると使えません

フライスだと一度に取れる肉の量がボーリングマシンの5倍以上です

また確実に穴のセンターを出せるのと上から下までの加工精度が1/100以内の誤差で加工できます!

ライナーを圧入しまたボーリングしていきます!!

そしてひっくり返して!

面研磨を走ります!!

ここの加工はライナーのツバ部を0.1mm程出してるので0.05落として0.04落として最後0.01mmでフィニッシュです!

そしてホーニング加工をします!!

少しずつ研磨していきます!

最終はメッキの様な綺麗な鏡面加工をしてここにクロスハッチを入れます!!