本日は青森県よりゼファー750のシリンダーのボーリング加工です!
カワサキ純正の1mmオーバーサイズピストンでの加工!
まずは心出しをして粗削りをします!
たかが1mmオーバーサイズでも1気筒ボーリングするのに3回は走ります!
時短作業にしようと思い2回で加工すると熱が出るので1/100mmや2/100mmは平気で変化するのでホーニングで手こずるのでこのボーリングの工程でも少し加工し次の気筒!
加工するシリンダーを1気筒ずらして冷却時間を取りながら加工していきます!
これもちょっとしたテクニックですが2気筒だと冷却時間を取れないので待機時間が出てしまいます
これがなかなかの時間ロスで効率が悪いんです
1/100mmを追いかける内燃機屋さんなら「わかる!!」となると思うのですがバイクショップや車屋さんにとって見れば仕上がった物が来て測定するにしてもライナー内径しか見ないのでこの苦労が分かってもらえないんです
ボーリング加工の精度が良ければホーニングがスピーディーに加工できるので精度も良く時間も短縮できます