帝国内燃機 Z1000 ST シリンダーボーリング加工(PAMSライナー)

今日は地元兵庫県よりZのボーリング加工です!

シリンダーのセンターを出してシリンダーをボーリングします!

このZはオイル上がりが酷くライナーが緩んでいる物もとても多いのがZです!

基本的に純正のラーナーのままでオーバーサイズピストンを入れるとかボアアップはしない方が良いエンジン。

ライナーが入っていてもかなりの確率で緩んでいるのでZはライナー打ち換えが基本です。

ノーマルサイズピストンのエンジンのオーバーホールと言ってもライナーの打ち換えは必要と言ってよい程トラブルが多いのがZです!

今回はPAMSの既製品のライナーを使います!

少しボーリングしたら入れれるのでライナーを圧入しライナー内径をボーリングしていきます!

銅メッキのかかったターカロイ鋳鉄です!

エンジンチューニングでも使えるライナーで強度耐摩耗性も十分です!

LAスリーブでも良いですがPAMSで買う方が少し安いので今回はこの既製品のライナーを使います!

最終仕上げのボーリングをします!

内径はかなり小さめに作られているライナーなので削るのに時間がかかります!

面研をします!!

そしてホーニングマシンでホーニングをします!!

少しづつ研磨していきます!

また番手を下げ研磨します!

最終的に顔が映り込む程綺麗に研磨し最終仕上げにホーニング加工をします!

最終仕上げは光が反射するので写真を撮りにくくなります

しかしターカロイ鋳鉄も同様研磨すると表面強度はとても強くなり摩擦も減ります!!